桜ッシュのブログ

外国人労働者の問題を中心に語っていきます

見切り発車で特定技能の受け入れを開始

外食産業で早くも特定技能資格の試験結果が出た

 


外食業で347人が合格=最多はベトナムー新在留資格

 

東京都大阪で実施。
460人が受験。
合格率は75.4%でした。

内訳はベトナム人203人、Chinese37人、ネパール人30人。
男性が231人、女性が116人でした。

在日外国人の受験であり、受験者の在留資格については公表されておりません。技能実習生や留学生と思われます。

合格して下からといって全員が特定技能になるとは限りません。
就職活動中の留学生が滑り止めで受験したケースも多々あると思います。


外国派遣機関の特定技能を巡る動き

 

特定技能になれる条件を整えても、肝心なのは賃金です。
技能実習生を派遣している外国派遣機関にも特定技能外国人のオファーが殺到しております。時給1000円に釣られて応募者は多数。しかしながら、家賃、水道光熱費の負担が多いため手元に残るお金を考えると実習生よりも低くなる可能性があります。

日本でなら受験が可能なようですが、海外ではまだ試験が未整備。

登録支援団体(組合)は特定技能候補者をChina派遣機関で募集。
時給1000円。居住費、水道光熱費は未定。
応募者殺到。
面接をして「受験者を選定」。
選ばれてもChinaではまだ試験が未整備。
合格者は派遣機関の訓練センターで日本語及び専門知識の勉強をするそうです。

不合格になってしまったら当然特定技能にはなれません。
伸るか反るかのかけなのに、時間とお金を投入して日本語を勉強する人たち(学歴等は技能実習生と同程度)ってそんなにたくさんいるのか不思議になります。

特定技能の試験に不合格だったら入国できません。
不合格の場合、再試験を希望して勉強を続ける余力と時間は彼らにあるのか・・・?
面接をして候補者を選定し、彼らが現在の職を捨てて勉強に没頭。
不合格で日本に行けなくなったら、「保障しろ!」とか騒ぐんじゃなかろうか?

登録支援団体も派遣機関も見切り発車。
何よりの見切り発車は我が国の政府です。