桜ッシュのブログ

外国人労働者の問題を中心に語っていきます

特定技能者は実習生よりも安心して仕事を任せられる?

そんなに安心を求めるのであれば、最初から日本人を雇えばよいのです。

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  1. 日本人の給与を上げたくない。
  2. 低賃金の労働力が欲しい。
  3. 職員の生活向上よりも会社の利益の方が大事。
  4. 人材採用には金をかけたくない。
  5. 人材育成にもお金をかけたくない。

日本人職員が外国人労働者に対して費やす時間(日本語教育、仕事の指導)はあまり考慮に入れていないんですよね。単純な仕事が多いから、すぐに慣れるし、「ちょっと辛いから」という理由で仕事を辞めません。母国で大変な借金をして日本に渡ってきているわけですから、簡単にやめるわけにはいきません。

外国人労働者技能実習生はハングリーだ。

そりゃあ、ハングリーでしょう。ハングリーなことに加えて多額の借金が+αされて金金金の労働者です。そして、金金金金の受入企業。マッチするわけです。

ハングリーな故に対して稼げないとわかると失踪して勝手に就職してしまう。それが今の技能実習生です。

特定技能は転職が可能です。
ハングリーな彼らが「転職可」となった場合、どうなるかは火を見るより明らか。

1,2年はおとなしく最初に就職した企業で働くでしょう。ただ、3年目以降の在留期間の更新直後は転職の可能性が高まるでしょう。技能実習生も在留期間が更新された直後に失踪しますからね。


日本人の待遇を改善したら人も集まると思います。
なんでもアルバイト、パート、契約社員派遣社員では人なんて集まりません。低賃金に加えてボーナスもない、退職金もない。不安定な生活を送らせておいて何が「日本人は働かないだ」と。社員として登用し待遇も良くする。社員教育をして人材育成努める。終身雇用で働きたい若者は本当にたくさんいるんです。

就職活動している学生の要望を見ていると「終身雇用してくれるところ」「安定した職場」と安定を求める傾向にあるんですから。

腰を据えて人材育成に努める企業が増えてほしいですね。

キャリアアップ、自分磨き、良い人材を安く採用するなどと言った文言に惑わされないように、企業経営者も現実を見て欲しいものです。