桜ッシュのブログ

外国人労働者の問題を中心に語っていきます

特定技能の初認定はカンボジア人女性

 

特定技能1号ついに認定がおりました。


出入国在留管理庁は26日、カンボジア国籍で技能実習生の20代の女性2人に新しい在留資格「特定技能1号」への変更を許可すると発表した。業種は農業。2人は初めての特定技能の資格取得者となる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000086-asahi-soci

 


てっきり数から言ってもChineseかベトナム人が第一号になるかと思いきや、カンボジア人でした。

農業とのことですから、手取りは多くないけれども衣食住付きで、農家の方もきっといい人なのでしょう。特定技能といえども技能実習の延長線という感覚なのでしょう。

技能実習生が特定技能として技能実習時代と同企業で働く場合、雇用側も同じ感覚でしょう。

ところが、日本語留学生から特定技能として働く場合、賃金もバイト時代と変わらず、ルームシェアをする相手がいなくなってしまっては割に合わない状況になると思います。

学生時代は簡単にアルバイト先を変えたり、部屋も自由に引っ越しできたのに、特定技能となった場合は様々な制限がかかります。

登録支援機関を通じている場合は、登録支援機関と話をして転職先を決めたり。部屋を変えるときも会社や登録支援機関と相談。

学生バイト時代の方が気楽で成約がなかった…。学生時代と比べて若干稼げるようにはなったけれども縛りがきつくなってしまってはあまり旨味がないですよね。

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